「CONTENTS CATEGORY TITLE-4」タイトル
ホームにもどる
メール送信ボタン
会社概況
主な事業内容
社長挨拶
社長Information
ご意見をどうぞ

 

『松ヶ丘SAKAIだより』(10月分)=見出・抜粋=

★ 10月1日(木)[「石川和賢・日本画展(銀座松坂屋)」]

 大学で剣道部同期(クラス・寮室も同じ)だった石川前静岡県知事から退任の正式の挨拶に併せ、ご子息が日本画家となっておりその個展が銀座・松坂屋の別館・画廊で昨日から1週間開かれているとの案内状を頂いたので、早速今日海ICの帰りに観に行くことにした。
 我家の長男と同じ年に生まれ、子供のころ会ったか写真を見せられたことがあるが、その後の消息は初めて聞いた。彼は今までも個展等を何度も開催しており、かつ各種の入選・受賞を果たして、作品もイタリア・中国等外国も含めた多くの場所に収蔵されているとのこと。現在「元展美術協会理事」という立場にもあるらしい。
インターネットで調べていると、昨日の初日にやはり大学同クラスの江田五月参議院議長もご夫妻で行かれている。当家は女房が都合が会わずに行けないというので海ICの芳賀社長ほかを誘って行った。(写真中が石川画伯)
作品は素人がいうのもおこがましいが、いわゆる代表的な日本画とは違い、少し前衛的というか色彩表現も洋画風で日本画の新しい分野といえるのかも知れない。ご本人から洋画との違い等の説明を受け新しい知識を得ることも出来た。

★ 10月8日(木)[10月度「2木会」]

★ 10月9日(金)〜15日(木)[「脱腸手術」・「読書(昭和史)」]

 9月末の名古屋でのゴルフと孫の誕生祝いの後、ふとホテルのトイレで右の脚の付根に腫れがあるのに気がついた。痛くも痒くもなく寝たら良くなっていたが、帰ってから丁度定期検診もあり主治医(内科・循環器科)に話すと、即座に「鼠経ヘルニア(脱腸)」と言われ、すぐに手術するよう勧められた。
早速、近くの「相模原協同病院(橋本駅脇)」の外科を紹介してもらい、事前の検査等を行い入院・手術となった。手術自体は簡単なものだったようだが、前準備も含め9日入院・13日手術・15日退院となった。なにせ下腹に力を入れたのが原因なので、事前のゴルフは禁止(11月からはOK)で、日程調整に大いに苦労した。結果ゴルフは4回(結果うち3回は雨等で自然中止)をキャンセル、家事調停も4件を他の調停委員に変更してもらった。
 聞くと身近にも同病経験者も多く、病院の手術件数も多いらしい。とにかく加齢からくる肉体の衰えであることには変わりない。考えもしなかった病気だったが、悪性でもなく元気なうちで良かったと思うしかない。(写真右は我が病室)
しからば、読書つき休養を楽しもうと、事前に本屋で闇雲に物色。とりあえず半藤一利著「昭和史(1926→1945)」(平凡社)を買込み読んだら面白い、すぐに戦後篇(1945→1989)」も女房に差入れしてもらい入院中に読破した。
日本史は中学・高校・大学で学んだが、近代特に昭和史はいつも時間切れ?で抜けている。我々の世代は知っているつもりで知らないというのが実態ではないだろうか。「文芸春秋」社出身の著者の講演を、若い優秀な編集スタッフが本にしたらしいが口語調なのでなおさら読み易いし飽きない。是非皆様にもご推薦したい。(写真左)

★ 10月19日(月)[「高校有志同期会(臨時)」]

高校(大分県立中津南)の同期生(第10回生)で福岡市在住のKさんが、新宿の京王プラザホテルで今日午後1時から開催されるファッション・ショーに作品を出すので上京してきた。それで招待状をもらった関東在住の同期生有志で集まって、終わって食事会もしようと言ってきた。
同期会は「いちまる会」と言い年1回程度全国総会を開いているが、来年は関東地区が幹事と決まっている。先日その打合せ会があったばかりだが、小生は都合で欠席したのでその償いのためにも海ICを午後早退して出席した。
有志男性5名、女性7名(内1組は夫婦)がファッション・ショーに出席した。小生は少し遅刻したが、彼女の作品は終了近くの4時過ぎに綺麗なモデルが着て颯爽と披露された。(写真右・横向き)初めての経験だったが製作者=モデルというケースが大部分で見ていて、本当にアットホームな感じがあり楽しいものだということが判った。会場の大広間に一杯の観衆が入っており想像以上に素晴らしい催しだった。
終わって、1カップルは残念ながら所用で参加できなかったが、男性1人が新たに加わり合計11人で5時半から9時ごろまで食事会を楽しんで名残惜しく解散した。(写真左参照)

★ 10月21日(水)・22日(木)[「第55回・全国家事調停委員懇談会」・「第57回・全国調停協会大会」

★ 10月24日(土)[「三菱自動車本社勤労・人事幹部OB会」・「中津南高校関東同窓会」]

 昨年同様2つの会がダブって忙しい午後半日となった。三菱自動車のOB会は田町センタービル内の「ニュー・トキョー」で4時〜6時に開かれた。本社の勤労・人事部に勤務した大先輩・後輩27名が対象で小生は丁度中位といったところ。今年はうち10名ほどが出席と出席率はあまりよくなかったが、現役の幹部も10名ほど出てくれ楽しい会となった。
 小生は5時半頃中座し、九段下のホテル・グランドパレスで6時から開かれている「中津南高校関東同窓会」に少し遅れて参加した。中津からも校長・同窓会・市役所関係者8名をはじめ、幹事の第32回生が大挙参加、合計230名が出席の大パーティであった。
しかし、我が第10回生はいつものことながらたった2名だったが、小生は会長の前田みずほFC会長はじめ先輩・後輩に知己も多く大いに楽しく・忙しく飲みまわった、最後恒例の旧制中学校と新制高校の校歌の大合唱だったが、旧制中学校組の人数が少なくなったのは仕方がないことだ。(写真参照)
先輩の幹部に頼まれ来週は大分県の「拡大高友会」という高等学校間の懇親会にも出席するはめとなった。我ながら物好きなものだとあきれるほどだが、それでも声が掛かるだけ“華”なのかなと思って引き受けた。

★ 10月30日(金)[「東大剣道部同期会」]

 ずいぶん久しぶりとなったが、これまで多忙であった前衆議院議員の久間君と前静岡県知事の石川君がフリーとなったので、昭和39年卒の剣道部同期会を開くことになった。メンバーは現在全員で13人だが6人が欠席7人が出席した。幹事がわざわざ遠方組のために会場を品川駅構内に設定したのだが石川君を除く3名が欠席と効果はあまりなかった。
前述の2人は先輩組も“慰労会”を行ってくれてるらしく、同期が遅れをとるわけにも行かず、急遽行ったため仕方がない。
年が明けたらまた夫婦同伴?でゆっくりどこかで行おうということになったが、全員学生時代の気分にもどり大いに楽しく大いに飲み語った。(集合写真参照)

★ 10月31日(土)[「桐の会コンサート」・「拡大東京・大分高友会」・読書「おひとり様(女・男)」]

大分県の在京高校同窓会幹事の集合体の「高友会」というのがあり、その「拡大高友会」は5年に1度開かれているらしい。今年はその第2回目とのこと、同会の顧問で大分県人会の副会長でもある中津南高校関東同窓会の幹部の先輩に先日頼まれ急遽出席することにした。各校に人数の割当があり我が校は20名以上をクリアするためとのこと。
丁度当日の2時から四ツ谷・紀尾井ホールでの「桐の会コンサート」(女房の合唱の指導者でもある小濱明氏が指揮をする世田谷区の女性コーラスの第6回目の演奏会)に行く予定だったので都合がよかった。
 演奏が終わるやいなや、御茶ノ水の「東京ガーデンパレスホテル」に向かった。午後5時から1時間、各校の情報交換等勉強した後、郷土出身の芸能人も含め懇親会が約220名が参加して盛大に行われた。
 参加24高校のインタビュー(余興つき)等大分弁の飛び交う楽しい会であった。
中津南は大分上野が丘・佐伯鶴城・竹田と並び出席20名以上で名門の面子を保っていた。最後に全員で“荒城の月”の大合唱をして散会となった。(写真右は中津南・幹部先輩の演ずる「笑面踊り」)
 また話は変わるが、先日「全国家事調停委員懇談会」の上野千鶴子東京大学大学院教授(社会学)の講演が面白かったので、早速著書「おひとりさまの老後」を買って読んでみた。さらに26日に新著「男おひとりさま道」が発刊されたので、これもふくめ通勤の往復で今週(いみじくも“読書週間”)読破した。(写真左参照)
 前者が「女編」、後者が「男編」である。感想としては「女」編はなるほどなとまだ面白かったが、「男」編は書かんがための無理を感じていささか興ざめの感がした。やはり学者は学者の域で輝くほうが良いようだと思う。しかし、哀しいかな今後の誰もどうしようもない社会の趨勢は示している。最初からのおひとりさまは別にして、各人運にまかせる以外ない問題だけに読んでいてやるせない。書く人はどういう気持ちか知らないが・・・。現在の日本では禁句だろうが「安楽死」制度など誰か問題にして欲しいものだ。

  Copyright (C) 2003 Bordercom. All rights reserved.